「自分の家の酪農がなくなってほしくない。」
その想いが、すべての始まりでした。祖父の代から始まり、私で三代目。酪農を取り巻く環境は年々厳しくなり、町内でも続けていくことが困難な農家さんがほとんど。でも、私はこの祖父や父たちが紡いできたこの仕事を絶やしたくなかった。
両親や祖父母が牛たちと向き合い、命を育む姿を見て育った私にとって、牛のいる暮らしは当たり前であり、かけがえのない宝物でした。その価値に気づいたとき、私は決意しました。「私にしかできない形で、この酪農を未来へつなげていこう」と。
そして、多くの方に背中を押していただき、自分自身の覚悟を決めて、アイス屋を開業しました。私たちの大切な牛たちが届けてくれる最高のミルクを、できるだけシンプルに、美味しく味わってほしい。だからこそ、余計なものは加えず、牛乳本来の美味しさを活かすことにこだわりました。
「牛たちもハッピー！家族もハッピー！」を理念に、地元の農家さんなども巻き込みながら大好きな阿南町を盛り上げ、新しい産業を生み出していきます。
この町に生まれたこと、この家に生まれたこと、そしてこの道を選んだこと。すべてに感謝しながら、“地域のおもしろお姉さん”として、笑顔と美味しさを届けていきます！どうぞ、これからも応援よろしくお願いいたします！
